2007年 04月 13日
ルドゥーテの植物画 |
以前、ギャラリーぼたにかさんで手に入れた
19Cフランス・ナポレオン時代の画家ルドゥーテの薔薇のカード。
小さい額に入れています。
ナポレオンの最初の妃ジョセフィーヌは
とても植物がすきで
住まいのあるマルメゾンの庭にいろいろな草花を集めたらしい。
ナポレオンと離婚後も、マルメゾンの住まいに
ダリアや薔薇をたくさん育てたことで有名だけど
実はスミレがだいすきで
スミレの柄の食器を特別にあつらえ、
大切に使っていたと
大学時代、西洋史の教授に
きいたことがあります。
私にはジョセフィーヌさんといえば、スミレがでてきます。
そのコレクションを植物画に描いたのがルドゥーテ。
ルドゥーテの描く薔薇の絵はどれも今のバラが作出される前の
オールドローズ。
たしか、1870年ごろ19C後半に”ラ・フランス”という薔薇の登場でもって
それ以降のローズをモダンローズとしたと思います(うろ覚えなんですが)。
オールドローズはなんていうか椿やシャクヤクに似て
ぼったりと重たいイメージの花。
匂いが独特で、大好きです。
高知では育てるのがムズカシイのですが・・・。
先日、牧野植物園の春の植物画展で
ルドゥーテの植物画を何枚か見ました。
ロサ・ケンティフォリアの絵もありましたよ、
アロマテラピーの好きな方、そう、精油をとるバラです。
お近くの方、必見です!
・・・そろそろダリアの球根も植えなくちゃ。
by ringaiu
| 2007-04-13 00:00
| ハーブ&フィトテラピー