2011年 09月 09日
あこがれのロゼッタストーン |
英国から帰って 7.8月は怒涛の夏となり
なかなかじぶんじかんもとれないながら
充実した夏をすごせました。
高知県立牧野植物園
夏のアロマ教室IN夜の植物園2011では
過去最高の参加をいただき
さまざまな方と香りを通じてご一緒し
また会いたかった方たちにも会えて
しあわせでした。
また、自治体や企業の夏研修に呼んでいただいたり、
北海道北見市からの修学旅行の皆様に
高知のアロマを紹介したり、
キラヴィ(生涯学習健康センター)や
ヨンデン(四国電力)でのアロマ&ハーブ教室、など
充実した夏でした。
ご関係の皆様に厚く御礼申し上げます。
今もみなさまのもとで
香りたちはかわいがっていただいていることでしょう。
人のつながり
こころのつながりに 感謝しております。
つながり・・・といいますが
その道具になったのが上の写真、
大英博物館のロゼッタストーン。
(2011 6月撮影)
歴史の教科書で登場するこの遺物のまわりには
いろんな言語を話すひとたちでごったがえしていました。
この石は一見ただの大きな石ですが
同じ内容が未解読の古代エジプトのことばと
解読できるギリシア語とで刻まれており、
この発見よって
未知の古代文明と西洋文化の基盤のひとつが一気に
解明されるきっかけとなったものです。
これがなければ
アロマテラピーの原型が
ユリの花を布に入れてしぼって作る香りづくりとして
すでに古代エジプトで楽しまれていたことも、
乳香が神官と王族に許された
国のための祈りの香りだったことも
わたしたちは知ることができませんでした。
時空を超えて植物利用が不変であることは
人間のこころが、感じ方が不変であり
同じように考え、
同じように感動し
同じように泣き笑い
生きることの、命をつなぐことの
尊さと
しあわせを日常の中に求める
人間のまんなかにあるものが
みんな一緒なんだということが
改めてありがたく思えました。
by ringaiu
| 2011-09-09 11:57
| 英国 修行旅