2007年 02月 21日
1才と7ヶ月 |
三男坊うーちゃん、今日の時点では1才8ヶ月ですが
これは先月のイタズラ中の写真・・・。
わ、わたしのクリームが・・・・。
それはさておき、1才と7ヶ月。
今朝のニュースで北海道の21才のママが
1才と7ヶ月の三男の遺体を知人の倉庫に遺棄したという。
おんなじ1才と7ヶ月。
おんなじ三男坊。
21才で3人のママだなんて、
エライなあと思う。
虐待なのか事故なのか
詳しいことは本人にしか分からないけど
この手の虐待のニュースにはどのメディアも
母親の異常性とか、愛情のなさを指摘して
殺人者を攻めている。あたりまえだけど。
でも、世のお母さんたちは
ひどいことを・・・とおもいながら
別のことを考えるはず。
私ならどうしただろうか。
周囲の人は批判こそすれ
助けてはくれない。
いざとなったら
母親ひとりの無責任をなじるけれど
私には、できません。
ひどいこと、むごいこと、
そんなに子供がじゃまなら
私のところへ持ってこい、育ててあげる。
と思いますが(可否は別として純粋に!)
・・・・でも、お母さん、あなたのことこそ
育ててあげないといけないんですよね。
愛してあげないといけないんですよね。
誰からのサポートも十分に受けずに
子供を育てるなんて
神様にでもできることではありません。
子育ての責任を負わなかった人は
何とでもいえるけれど。
産む機械呼ばわりするけれど。
虐待はされたから、してしまうともいうけれど
少子化の中で一番大事なのは
赤ちゃんを育てるお母さんを
サポートすることではないでしょうか。
その専門のセラピストがいるべきだと思います。
民生員さんや公的機関では遠すぎる。
保健士、助産士・・・なにかがちがいます。
家族の機能がマヒしていなければ
健康に子育てもできるのだろうけど
核家族が基本単位では限界があります。
わたしは、核家族だけど
近くに子供たちの曾祖母もいてくださるし
夫が常に協力してくれるので
なんとか3人をそだてていますが
曾祖母もおらず
実家は県外
夫は週末さえも仕事でほとんど子供といられない
という10年前の状況のままだったら
ひとりっこで我慢したと思います。
かつてこどもは、母親が中心になって
地位社会で育てるものでした。
こどもは親以外のいろんな大人のパーソナリティにふれて
じぶんはこうなりたい、という目標像を取捨選択したものです。
みなさんはどうですか?
批判しながら眺めているだけではありませんか?
だったら、何も言うべきではありません。
ひとりで産んで、ひとりで育ててからにしてほしい。
何事にも、原因と理由がきちんとあるはず。
21才のママの悩みを聞かずして
なにをかいわんや。
しかりとばすにしろなんにしろ、
母親の個を無視しないで。
小さな命の冥福を祈りながら。
自戒と感謝とともに。
by ringaiu
| 2007-02-21 00:00
| 母乳育児